Google の検索エンジンでは、a タグの rel を通じてリンクに対する評価や情報の制御を行います。それらを理解した上で、HTML のコーディングを行うようにしましょう。
Google の検索エンジンでは、a タグの rel を通じてリンクに対する評価や情報の制御を行います。
それらを理解した上で、HTML のコーディングを行うようにしましょう。
rel タグについて
nofollow
a タグの rel 属性にnofollow
を設定することで、検索エンジンにリンクを辿らないでほしいと伝えます。
通常のリンクは、リンクジュース(ページ評価)をリンク先ページに渡しますが、nofollow 属性が設置されているリンク先には、評価を渡しません。
https://searchengineland.com/infographic-nofollow-tag-172157
ユーザーが編集可能なデータや、広告等については nofollow
をつけることをおすすめします。
noreferrer
a タグの rel 属性に noreferrer
を付けることで、参照先に対して参照元のリンクを渡さないようにすることができます。
参照元リンク情報を渡さないことで、渡したくない情報が URL リンクに含まれていても大丈夫になります。
noreopener
a タグが、target="_blank"
を保つ場合は、rel 属性にnoopener
をつけましょう。
noopener
をつけることで、新しいタブを別スレッドで開くことができます。
これをつける一番の理由はセキュリティです。
noopener
を付けないと、JavaScript で window.opener というオブジェクトが操作できるようになり、 新しいタブで開いたページから元タブのページの操作が可能となります。
コーディングにおける rel の重要性
上記の rel 属性の役割を正しく理解して実装を行うようにしましょう。これによって、サイトをセキュアにして、Google の検索エンジンにサイトの正しい価値を伝えることができます。